ワキガは見た目でわかる？特徴と生活習慣からセルフチェック！

「ワキガ」はご自身で判断することが難しい症状です。実際に見た目でわかるものなのでしょうか。

「ワキガ」が発症しているかどうかを正確に判断するには医師の診察が必要です。
とはいえ、いきなり病院へ行くのは気が引けるという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、皆さんの特徴と生活習慣からわかるワキガのセルフチェックリストと、それに対する解説をご用意いたしました。
あくまでひとつの目安ではありますが、汗や臭いにお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

当院のワキガ・多汗症治療についてはこちら

見た目ではわかりません。

エクリン腺は全身に分布しており、分泌される汗はほとんどが無色無臭です。一方、アポクリン腺から分泌される汗は脂質やたんぱく質を含み、これが皮膚表面の細菌と結びつくことでワキガの臭いが発生します。

ワキガは見た目の特徴とは直接関係がないため、「髭が濃い」「体毛が濃い」「顔の彫りが深い」など外見だけでワキガであるかを判断することは難しいです。ワキガの診断は主に臭いや症状の有無に基づいて行われます。

見た目ではわかりませんが、セルフチェックでワキガの可能性があるかどうかご確認ください。

多くの場合、ワキガは思春期の頃に発症します。
アポクリン腺は、もともとフェロモンの役割をしていた汗腺。
そのため、性ホルモンの分泌が活発化する思春期になると、アポクリン腺が活性化しはじめるのです。

大人になってから臭いが気になりだしたという方は、ワキガではなく生活習慣やホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。
しかし、思春期からずっと臭いに悩んでいるという方は、ワキガ体質である可能性が非常に高いと考えられます。

脇の下に汗をかきやすいと、ワキガが悪化することもある 前提として、脇に大量の汗をかく多汗症と「ワキガ」は別物です。 多汗症はエクリン腺から出る汗が原因であるため、ワキガとは根本的に異なります。

ただし、2つの症状を併発しているケースは多く、大量の汗をかくうえに強い臭いがする場合は、ワキガの症状が強く出ていることがほとんどです。

アポクリン腺から出る汗がエクリン腺から出る多量の汗に混ざると、「臭いのもと」が拡散されて臭いが一層強くなってしまうのです。

肉や脂っこい料理は、ワキガを悪化させる原因になる
動物性タンパク質や脂質は、アポクリン腺を刺激し、ワキガの臭いを強くします。
反対に、野菜や魚が中心の伝統的な日本食は、ワキガの悪化を予防するのに最適です。

特に若い方は、肉をはじめとした脂っこい料理がお好きな方も多いでしょう。
まずは、食事の見直しを始めることが、ワキガの症状を落ち着かせるための第一歩です。

ストレスはワキガの要因でもある。
ストレスは、あらゆる身体の不調を引き起こす要因です。
ストレスを過剰に感じるとアポクリン腺が刺激され、汗をかきやすくなります。

どのような方でも一時的な緊張などで汗をかくことはあるため、ストレスによる発汗は自然なものです。
しかし、常にストレスを感じていると発汗が続き、臭いが強くなってしまうことがございます。

汗の悩みはデリケートなものです。 多感な思春期の方であれば、周りの人たちから心ないことを言われて傷ついてしまい、さらにストレスを溜めてしまうこともあるでしょう。
ストレスはワキガだけでなく、様々な病気・症状の要因になります。
自分なりにストレスを発散することや、ストレスの原因をどのように解決していくかを考えることから始めましょう。

ストレスは、あらゆる身体の不調を引き起こす要因です。
ストレスを過剰に感じるとアポクリン腺が刺激され、汗をかきやすくなります。

どのような方でも一時的な緊張などで汗をかくことはあるため、ストレスによる発汗は自然なものです。
しかし、常にストレスを感じていると発汗が続き、臭いが強くなってしまうことがございます。

汗の悩みはデリケートなものです。
多感な思春期の方であれば、周りの人たちから心ないことを言われて傷ついてしまい、さらにストレスを溜めてしまうこともあるでしょう。
ストレスはワキガだけでなく、様々な病気・症状の要因になります。
自分なりにストレスを発散することや、ストレスの原因をどのように解決していくかを考えることから始めましょう。

チェック項目の1～4は、ワキガ体質の特徴になります。

冒頭に説明した通り、汗腺は、「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類です。
エクリン腺からは多汗症の原因となる汗、アポクリン腺からはワキガの原因となる汗が出ます。

ワキガ体質の特徴は、アポクリン腺が多数あることです。
アポクリン腺の数は生まれつき決まっており、少なければ、ワキガにはなりません。
アポクリン腺が少ないにも関わらず臭いが気になる場合は、ワキガではなく別の原因が考えられます。

チェック項目の5～8は、ワキガの症状を悪化させる生活習慣です。
言い換えると、これらに気をつけていればワキガの症状が落ち着いていくこともございます。

最近ワキガかどうか気になってきたという方や時々感じるという方は、まずはこれら４項目から改善してみてはいかがでしょうか。

ワキガの症状は個人差があり、遺伝的な側面も関与している可能性があります。生活習慣の改善や自己ケアが一部で効果を発揮するかもしれませんが、効果が得られにくい場合や症状が深刻な場合は、専門のクリニックで相談することをオススメします。

クリニックでは医師による専門的なアドバイスや治療によって、ワキガの問題に対処するための適切な対策が見つかるでしょう。

新宿マリアクリニックでは無料でカウンセリングを行なっていますので、お気軽にお越しください。