脱毛方法として、市販されている家庭用脱毛器の使用を考えている方もいらっしゃるでしょう。最近は新しい製品も増え、レパートリーも豊富です。
今回は、家庭用脱毛器の種類やメリット・デメリットについて、詳しく解説いたします。
市販されている家庭用脱毛器として主なものは、以下の4種類です。
肌に光を当て、毛根組織にダメージを与えるタイプの脱毛器。エステで行われている光脱毛と同じ形式です。
クリニックのレーザー脱毛と同じく、黒い色(メラニン色素)に反応するレーザーを当て、毛が生える組織を破壊する、という形式の脱毛器です。安全のため、クリニックよりも出力は弱く設定されています。そのため、効果としてはフラッシュ式と差はありません。
表面に出ている毛を熱線で焼き切る、といった形式でムダ毛を処理します。正確には「除毛」です。
肌にローラーを滑らせ、毛を絡めとり引っこ抜くというタイプの脱毛器です。お風呂場で使える脱毛器も増えています。
ムダ毛を処理したいと考えた時に自宅で行える手軽さを理由に、家庭用脱毛器を使用することを選ぶ方が多くいらっしゃいます。サロンやクリニックを予約する煩わしさや、施術者に肌を見せる恥ずかしさを感じることなくムダ毛を処理できる点は魅力です。
また、脱毛器の種類にもよりますが、毛抜きやカミソリを使った自己処理と比べると、毛がチクチクしない美しい仕上がりを期待できます。
家庭用脱毛器には、種類によって様々なデメリットがあります。フラッシュ式・レーザー式であれば、誤った操作による火傷や失明のリスクが大きいです。熱線式も火傷のリスクはありますし、毛を焼く際の臭いが気になる方も。ローラー式は毛穴に負担をかけるため、埋もれ毛や肌の色素沈着を引き起こす恐れがあります。元々脱毛は医療行為。クリニック以外の場所で処理を行うのであれば、リスクは避けられません。
また、クリニックと同じレーザー式であっても、クリニックほど強い力で照射できません。人によっては効果を感じられない可能性もあります。もちろん、どの脱毛器も永久脱毛は不可能です。きれいな肌を保つためには、使い続ける必要があります。フラッシュ式・レーザー式ともに、使い続けるためにはバッテリーやカートリッジの追加購入が必要となる商品が多いです。本体も安くはありませんし、結果的には多額の費用がかかる可能性もあります。
一度に処理できる範囲が狭いため手間・時間がかかる点や、自分で見えない部分は処理しづらい点もデメリット。結局のところ、使わなくなってしまう方も多いようです。
さらに、家庭用脱毛器を長年使い続けることで、肌にはダメージが蓄積されます。黒ずみやくすみなど、肌質の悪化につながる恐れも。将来の美肌のためにも、家庭用脱毛器の使用はおすすめできません。
一見手軽に見える家庭用脱毛器にも、思わぬデメリットがあります。脱毛方法を検討する際には、効果や価格を細かく比較して、自分に合った方法を選んでください。現在・将来の肌トラブルリスクを回避しつつ、肌の状態を確認しながら脱毛したいのであれば、クリニックで行っている医療脱毛がおすすめです。
新宿マリアクリニックでは、一般的な脱毛器より安い価格でレーザー脱毛の施術を体験できる「お試しプラン」やお得な「わき脱毛セットプラン」をご用意しています。脱毛について不安な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。